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ユニコントロールズは1976年の創業以来、液体のコントロールに特化した製品開発でお客様のニーズにお応えしてきました。 今回は、ユニコントロールズが創業当初より携わっている『ディスペンサ』についてご紹介します。 ひとくちに液体と言っても、液体のほとんどが混合物になります。 条件を満たすと固まってしまう接着剤、水飴のような粘着性や食品材料など、液体はそれぞれ固有の性質をもっています。 この様々な液体を正確に定量吐出するには、その液体の持つ性質をしっかりと把握し、仕組みを作っていくことが必要になります。 今回の記事は、『ディスペンサ』の考え方から使い方までの基礎編として詳しく解説していきます。 製造業向けのディスペンサをお探しの方は、無料相談もお受けしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
こちらからお気軽にご相談ください! 製造可否などのご相談は、お気軽相談からお問い合わせください。
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まずはディスペンサとはそもそもどういうものなのか、どういう装置なのかという点から見ていきましょう。
ディスペンサ(dispenser)は、「決まった量を出す装置」を指す言葉で、身近なものでいうと、シャンプーボトルやアルコールボトルなどが挙げられるでしょう。 製造業界ではディスペンサは「液体の定量塗布装置、およびその周辺機器」を指す言葉として定着しています。 英語のdispense(分配する)が語源になっている装置です。
日常生活で目にする一般的なディスペンサは、主に以下のようなものが挙げられます。
最近では、手をかざすと非接触(赤外線)で感知をして、アルコールなどの消毒液を一定量噴霧する装置なども頻繁に見られるようになりました。
製造業向けディスペンサとは、製造ラインの部品組立てや充填工程などで使用する液体の定量塗布装置を意味する用語として定着しています。 主に製造ラインで部品を接着する際の接着剤や摺動部品へのグリス塗布など製品として完成させる工程の中で使用される装置です。
続いて、製造業向けディスペンサがどのようなものに使われているのか、用途の一例を見てみましょう。
自動車
医療機器・製薬
化学
化粧品
食品
接着や充填、コーティング、潤滑油の塗布など様々な場面で使用されています。
上記のように、ディスペンサには様々な用途があり、ユニコントロールズでは各種用途に対応しています。 ディスペンサをお探しの方、導入をご検討の方は無料相談もお受けしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
続いて、ディスペンサの吐出方式について詳しく見ていきましょう。 製造業ディスペンサには、液体の性質や用途、使用量及び、環境の条件により、いくつかの吐出方式がありますので、簡単に解説していきます。
吐出量を「圧力」と「時間」および「ニードル径」の3つのファクターで調整する方法です。以下3つの方式にさらに分けられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
シリンジ方式は、シリンジに入れた材料をコンプレッサの圧力で吐出するシンプルな方式です。 機器構成としては、おもにシリンジ、コンプレッサ、ニードル及び、ディスペンサ(減圧弁・開放弁・タイマーなど機能のあるコントローラ)で構成します。
吐出流量は主に圧力値とニードル径で調整し、ディスペンサによって弁を閉じる(エア供給を止める)ことで吐出を止めます。 シリンジは使い捨てで使用する場合は洗浄が不要なこと、比較的安価なことも特徴のひとつです。 尚、シリンジ内の材料が少なくなると 、水頭差によって吐出量が変化することがデメリットの一つです。
定量バルブ方式はシリンジ方式にくらべ、材料を大量に使用する場合や吐出精度を上げたい場合に効果的な方法です。 材料を入れたタンクを常時加圧してバルブへ液体を圧送し、バルブの開閉をコントローラにて行うシステムです。 吐出量の調整は、おもにタンクの圧力値、時間、ニードルを含む配管径にて行います。
機器構成としては、「コントローラ」「タンク」「減圧弁」「バルブ」「ニードル」が最小構成です。 また、材料の特色に合わせたバルブを選択することが可能です。 キレが悪い液体の場合などは、ニードル先端でサックバック効果(材料を引き戻す)のあるバルブを選定したり、材料の性質によって吐出調整する選択肢がシリンジ式より増えたりします。 なお、基本的にはニードル先端をワークに接触させて吐出することが多いです。
バルブ(接触式)方式とは、特徴や機器構成は変わりませんが、材料を高速で飛ばすことでワークと非接触で吐出ができるバルブになります。 高速での定量吐出や入り組んだ箇所に塗布したい場合などに有効です。届きにくい箇所や凹凸のあるワークに塗布する場合は、下記コンテンツをご参考くださいませ。 ノードソン社製PICO Pµlse® ジェットバルブシステム ※ 動画で塗布イメージを参照できます。
チューブ方式は、大気中の水分と反応して固まる、一般に言う 瞬間接着剤(シアノ系接着剤)の供給用途に向いています。 原理は弾力性のあるチューブをローラーで押さえたり、開放したりすることを繰り返して 、チューブ内の負圧で材料をチューブ内に引き込み定量供給するものです。 接液する部分はチューブのみになるため、硬化が速い接着剤が固まったとしても、チューブを交換するだけなのでメンテナンスフリーです。
容量計量法式は、供給する材料の容量分を計量(吸引)して、計量した分を供給(排出)する方式です。 流量時間制御方式に比べて、 計量した分の材料を供給する方式のため、原理的に材料自重や粘度変化の影響を殆ど受けず、間欠充填が精度良くできるのが大きな特徴です。 計量した分を都度充填する間欠充填のため 連続供給吐出はできず、また材料に固形物が混入していると吐出量に影響することがあります。
下記コンテンツにて容積計算方式の解説をしていますのでご覧ください。
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最後に、ディスペンサに関する豆知識を紹介します。
まずは接着剤などの「液体」についての豆知識を見ていきましょう。
材料粘度とは、一言でいうと液体などの粘りの度合のこと。粘度を密度で割った物を動粘度(どうねんど)と言います。
粘度は下記の単位で表現されることが多いです。
0.001Pa·s パスカル秒 = 1mPa·s ミリパスカル秒 = 1cps センチポアズ
材料粘度の目安として、低粘度、中粘度、高粘度の三種類に分けて分類することが多いです。 材料粘度を普段よく目にするもので例えた目安が下記のようになります。(20℃~25℃)
低粘度 1〜5000cps
水 サラダオイル シャンプー とんかつソース
中粘度 5000〜100000cps
ドレッシング シロップ マヨネーズ ケチャップ
高粘度 100000cps〜
ハンドクリーム マスタード
一般的に材料の温度が上がる程、粘度が下がる傾向にあります。 製造用ディスペンサで吐出できる目安は、流動性がある状態が条件になります。
1回の吐出量の目安の基準として、体積や重さを指標として判断することが一般的です。 よく使われる単位は下記になります。(数値は水の場合になります)
重さと体積の単位
重さの単位・関係式
製造用ディスペンサでは、様々な液体を吐出しますが、その中でも特に使用することの多い接着剤について、特性と種類を少しだけ説明します。 接着剤は「一液性」と「二液性」のものがあり、それぞれの詳細は以下のようになっています。
化学反応の仕方による特性によって種類がいくつかあります。
主に主剤と硬化剤に分かれていて、それを混合する事により化学反応を起こして固まる。 代表的なものにエポキシや発泡ウレタンがある。 発泡ウレタンは硬化するのが非常に短いのが特徴。 尚、混合は行わず、2液を別々に塗布して2液が接触した時点から化学変化を起こして硬化するものもある。
いざディスペンサの導入をしようと計画する場合、どのように整理すればよいのか? と迷うことがあるかと思います。 その際には、下記の仕様書をぜひ参考にしてみてください。 もちろん、その他の情報も必要になりますが、詳細は具体的導入を検討する段階でもよいかと思います。
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